『暮らしを豊かにし、楽しむための“図案”』
動物や植物などを独自の世界観でカラフルに絵付けした陶器やプロダクトで人気の作家、鹿児島睦さん。先日、青山のdoinel(ドワネル)で開催していた鹿児島さんの魅力がぎっしりとつまった図案展で、鹿児島さんワールドを堪能してきました。動物や植物のモチーフが特徴的な暖かみのある可愛らしいデザインの作品を1度は作品を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか!?
鹿児島睦さんとは!?
美術大学卒業後、インテリアショップでのディスプレイやマネージメントを経て、現在は福岡市内にある自身の工房atelier de la paix(ア トリエ ド ラ ペ)にて陶器やファブリック、版画等を中心に幅広い活動を行っている作家さんです。
人気は日本国内には留まらず、国を超えて多くのファンに注目されています。
動物や植物を優しいタッチで描いた、素朴で可愛らしい作品は独自の世界観でいっぱい。
人気アイテムのハンカチは「ブロックプリント」という手間のかかる染色方法が用いられており、インドの工場で一つ一つ手作業で作られています。
鹿児島睦さんの図案展
図案展初日には、鹿児島睦さんによるライブペイントが行われた。
doinel(ドワネル)店内入って正面には、ライブペイントにより鹿児島睦さんに描かれた存在感たっぷりの絵が飾られている。
店内には、鹿児島睦さんと5組のクリエイターによって独特の世界に溢れた空間が演出されている。
個性豊かな魚の描かれたハンドメイドの作品が図案とともに並んでいる。
図案が作品へと生まれ変わっていく様子が伺える。
4つの技法を使い描かれたお皿。同じモチーフでも、4つ並べると表情や雰囲気がまったく異なる。
切り絵や消しゴムハンコなどを用いて図案を制作していく。ノートに描かれた図案から作品が出来上がる様子が展示されている。発想の自由さが伝わってくる。
30以上もの工程を経て、約3ヶ月かけて作り出される福岡の伝統工芸、久留米絣(くるめがすり)とのコラボ。その工程が事細かく描かれている。
ウインドウにも鹿児島さんがペイントした黄色い魚たちが。海を泳いでいるような、とても楽しい雰囲気。
鹿児島睦さんの魅力(まとめ)
鹿児島睦さんのデザインは、見ているだけで心がほっと緩み、楽しい気分になれる魅力があります。生活に自然と馴染み、心を優しくする作品は、まさにコンセプトである『暮らしを豊かにし、楽しむ』デザインです。器やハンカチなどのファブリック、生活雑貨など数々のステキなアイテムが販売されているので、気になる方はぜひ鹿児島睦さんの作品をチェックしてみてはいかがでしょうか。