北陸新幹線が金沢まで開業!
平成27年3月14日、北陸新幹線が石川県の金沢まで開業しました。東京-金沢間が乗り換えなし、2時間28分で行く事ができるようになり、アクセスがとても便利になりました。
その金沢を県庁所在地とする石川県を代表する焼き物と言えば九谷焼。本日は九谷焼の魅力、その中でも若手作家さんが集まり「普段使いできる九谷焼」として、とても人気のある九谷青窯についてまとめてみました。
九谷焼の特徴
出典:http://blogs.yahoo.co.jp/hokusando
九谷焼は、日本を代表する色絵陶磁器で、石川県南部の金沢市、小松市、加賀市、能美市の4つの市で生産されており、「五彩」とよばれる、「赤・黄・緑・紫・紺青」の5色の絵の具での豪華な絵付けが特徴的です。
九谷青窯とは!?
九谷青窯は、石川県能美市に窯を構え、全国から集まった若手作家さん10数名が日々作品作りに勤しんでいます。九谷焼の伝統的な技術を活かしながらも、誰もが気軽に使えるものを作ることが考えられ、今までの九谷焼とは一線を画した新しい作品が多く生まれています。
古伊万里や古染付といった古典的な製造方法を用いながらも、自由な発想で絵付けされた作品は現代の食卓にもぴったり合うような可愛い作品ばかり。敷居の高い九谷焼のイメージを変えてくれます。
九谷青窯の人気作家さん4名をご紹介!
1つ1つろくろを回し丁寧に色付けされ、すべて手仕事によって作られるため、人気作家さんの作品はなかなか手に入らない貴重なものとなっています。どの作品も大量生産の食器にはない、人の手作業ならではの温もりを感じる事ができます。九谷青窯の個性的な人気作家さん4名をご紹介します。
徳永遊心さん
徳永遊心さんの作品は、自然やお花、果物などがモチーフのかわいらしい絵付けがとても魅力的。代表作は、お花や蝶々が描かれた「色絵花繋ぎ」。食卓が華やかになり、幸せな時間を過ごせそうです。
出典:http://plaza.rakuten.co.jp/mikipan/
葛西国太郎さん
葛西国太郎さんの作る器は、食材を引き立てるシンプルなデザインの作品が多く、毎日の食卓に重宝する事間違いなし。男性作家さんですが、草花などをモチーフとした可愛い作品も多くとても人気の作家さんです。
出典:http://www.rakuten.co.jp/on-la-cru/index.html
高原真由美さん
綺麗な青色のお花が印象的な「花尽くし」。手作りならではの温もりが伝わる優しいタッチで描かれています。高原真由美さんの器を使ってゆっくりとした時間を過ごしたいですね。
出典:http://www.rakuten.co.jp/on-la-cru/index.html
米満麻子さん
米満麻子さんの代表作「色絵レモンの木」は、名前の通り実をつけたレモンの木の枝が優しいタッチで描かれています。シンプルなデザインがどんなお料理にもぴったり合いそう。
出典:http://www.rakuten.co.jp/on-la-cru/index.html
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九谷青窯まとめ
どの作家さんの作品もシンプルで普段使いできる器ばかり。全国にたくさんのファンがいるのもうなずけます。九谷青窯の工房では直接購入もできるそうで、運が良ければ人気作家さんに会うことができるかも!?
ゴールデンウィークには九谷茶碗まつりもあるので、開通したての北陸新幹線で、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
【九谷青窯】
〒923-1115 石川県能美市大長野町チ-102
0761-57-0689